クリヲ音

 日々のたあいのないこと、 ときどきものづくりのこと

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深く胸に響く
 

きょう明日と相方は仙台に出張です。
朝から外はどしゃぶりなので車で駅まで送る。


『非現実の王国で ヘンリー・ダーガー』を観にいきました。
その館で観れるのがきょうが最終日だったので
思いたって雨の中渋谷へと出掛ける。
(制作に取りかかると意気込んでいた矢先ですが。)
雨のため電車が遅れていて1時の回に間にあうはずが
ギリギリでけっきょく次の回にしました。
落ち着いて観れないのはすきではないから。

作品展を観てからというもの心に止まったアーティストのひとりです。
いろいろな手法で描かれた絵と色使い、異様な内容、
そしてダーガーの境遇が胸に突き刺さる。
彼の書き綴ったこの長い長い物語に出てくる少女たちはきっと彼自身。
幼少期に感じた理不尽な想いは根を張ってしまう。
あまりにも世間から隔てて生きていたため
彼の本当の胸の内はこれからも永遠に謎なのでしょう。
81年という歳月は一本のひもでまとめられるほど短くないのです。

晩年、擁護院に入った彼が言った言葉で不覚にも泣いてしまいました。
ダーガーの部屋を見た隣人が
彼のお見舞いに行って言葉をかけた。
「すごいよ。」


彼は

「遅すぎる。」と。


・・・・・


いつもはパンフレットですが、
今回はポスターを買いました。
実は前回作品展を見にいったときに内容がもっと知りたくて
悩んだあげく物語と絵が載っているハードカバーのコレを買っていたのです。

 

6,500円也(痛い…)。
まださらっとしか見ていないので時間ができたら
じっくりとひもといてみたいのです。


| sansaku | comments(2) | pookmark |
コメント
こんばんは、意外な発見。kuriさんがこの作家さんに興味があるとは・・・私は初めて知りました。
なかなか個性のある作品ですね。
私は、モネとか、パウルクレーなどパステル調の
アートが好きでよく見に行きました。
最近は行けないのが残念ですが、
キルトの展示会は行っているか・・・
やっぱり色のパターンが好きなんだよね。
ネットで検索すると「ヘンリー・ダーガー」の
名前沢山出て来ますね。。。
| ousuke | 2008/04/22 7:27 PM |
>ousukeさん、こんにちわ。

ダーガーを知ったのは昨年夏の作品展です。
72年没ですが、世に出たのはここ20年ほどらしいです。
3、4mの長さもある作品はかなり圧倒されましたし、
絵もさることながらダーガーの境遇やコレクターとしても
強烈に惹かれるものがあります。


ほかにはジャン・コクトーがすきです。
以前Bunkamuraでけっこう規模の大きな
コクトー展(10年以上前)を観に行ったときはとてもおもしろかった。
素描なども多くあってとてもよかったです。
原色よりも少しくすんだ淡い色や単色、
特に線画や平面的な絵が好みです。
立体空間やってたのになんででしょーかね?


パウルクレーはキルトっぽいですね。
ousukeさんがすきなのがわかります。
色構成ができる人は尊敬します。
わたしには色構成むずかしいです。
| kuri | 2008/04/23 10:17 AM |
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